タイトルを見てありきたりの話しだと思われた方もいると思いますが、概ね当たっています。
ただ一つ条件を付けるとしたら、実績を上げている嫌いな人の話も感情ではなく、頭で判断してほしいです。
嫌いな人の話を聞くことは嫌悪感が伴うので、最後まで聞くのがウザいです。
それでも実績を上げている人の話には、一理あるはずです。
「そんなことは分かっているわ」と言う人もいると思いますが、ついつい感情的になってしまい、素直に話を受け止めることができないのではないでしょうか?
そのような人は、「感情ではなく頭で判断する」ことを心がけてください。
この心がけがあるだけで、嫌いな人の話でも耳を傾けようかという気持ちになれると思います。
ところで頭で判断するということは、どういう意味なのでしょうか?
自分も最初に聞いたときは、意味が分かりませんでした。
暫くは分からないなりに実践していましたが、やがて薄紙を剥がすように意味が分かってきました。
頭で判断するということは、理詰めで判断することです。
「そんなことは分かっているわ!」と言う人がいるかもしれませんが、そう言う人に限って感情に引きずられて、感情で判断していることが多いです。
だからこそ、意識的に頭で判断することを習慣付けてください。
頭を使って判断するときのポイントは「何故?」と自分に向かって問いかけることですが、習慣にするといいと思います。
分かったつもりになるのが一番怖いことですが、常に「何故?」と問いかける習慣を付けると、大きな判断ミスはなくなると思います。
パナソニックの創業者の松下幸之助さんは素直な心が大切だと言っていましたが、常に「何故?」と問いかけることは、素直な心の発露だと思いますね。
自問自答をよりよくする為には、適切な質問を自分にぶつけることが大切ですが、最初の頃はどのような質問をしたらいいのか、分からないものです。
そんな時に役立つのが、以下の本です。
自分に対して適切な質問ができない人は、是非とも本に書かれていることを実践してください。
人生の悩みが消える自問力―――「5つの質問」と「自問自答」ですべてが好転する
生理的に合わない人とは距離を置きたくなりますが、学ぶべきは学んだ方が得です。
自分は損得感情で人生を生きるのは好きではありませんが、生理的に合わない人の話でも触発されたことはあります。
是非とも実行してください。
世の中に出たら嫌いな人とも付き合う機会が増えますが、どうせ付き合うのであれば、学ぶべきは学んだ方がいいのではないでしょうか?
そんな気持ちになるだけで、嫌いな人とも曲がりなりにも付き合えるようになれますよ。
フリーランサーはサラリーマンと違い付き合う人を選びやすいですが、それでも嫌いな人と出会うことはあります。
そんな時でも、学ぶべきは学びたいものです。
良い人と出会うのも嫌いな人と出会うのも一つの縁だと思いますが、その縁は単なる偶然ではなく、必然だと思いたいですね。
嫌いな人からも何かを学べるようになれば、きっと人間として成長しますよ。