フリーランスの案件には単純作業もありますが、単純作業を長時間続けると疲れやすいです。
自分も単純作業の経験はありますが、数日間続いたら嫌気が差してきます。
しかしどうせ仕事をするのであれば、楽しく仕事をしたいものです。
少し前の案件ですが、商品ページごとにSKUを入力して欲しいとの依頼がありました。
SKUはStock Keeping Unitの略ですが、最小単位を現しています。
SKUの入力自体はコピー&ペーストで完結するので簡単ですが、100商品以上も入力したら嫌気が差してきます。
嫌気が差すだけだったらいいですが、次第に単純作業に疲れてきました。
「このまま、この状態が続いたら駄目だな」と漠然と思うようになりましたが、有効な対応策は見つかりませんでした。
しかし疲れた状態で仕事をしたらミスを誘発する可能性が高くなると思い、発想を変えました。
「SKUの仕組みを勉強してみよう」
単純な作業を勉強の材料にしたのです。
まだ完全には理解していないですが、SKUにも規則があるのは分かりました。
今回はSKUを例にしましたが、他にも単純作業はあります。
そんな単純作業に疲れたときは、勉強の材料だと思うが勝ちです。
業務に活用できないかもしれませんが、教養が深まるのは事実です。
教養を深めたら楽しい気持ちになりますよ。
自分が経験してきた案件ですが、以下の単純作業がありました。
- 他のライターが書いた記事の誤字と脱字を見つける
- 画像の解像度を変更する
- 画像に簡単な加工をする
- 定型文を書く
初めてする人にとっては刺激的なことかもしれませんが、次第に単純作業になるはずです。
誤字・脱字探しも日本語の勉強だと思ったら、少しは楽しくなります。
画像の解像度を変更するときは、画像の変化を楽しめばいいかもしれません。
画像を加工するときは、遊び心で加工する
定型文を書く時は、出来る限り回数が少ないように工夫をする
人は創意工夫をしている時に楽しさを感じることが多いですが、単純作業をこなす時も創意工夫が大切です。
創意工夫する心は、考え方を変えることから生まれると思いますね。
常識に縛られる人は考え方を変えるのが難しいかもしれませんが、常識というのは永遠に通用するものではありません。
時代に応じた考え方をするのが大切だと思います。
自分の信条には以下があります。
「常識を疑い常識を改善する」
意味を解説します。
常識には理があるけど、時代と共に理が時代に合致しなくなることがあります。
しかしすべての常識が、無駄になるのではありません。
だからこそ常識をすべて捨て去るのではなく、常識を改善する意識が大切なのです。
最近は単純作業を省略できるツールが、続々と登場するようになっています。
世の中がIT化している証拠ですが、使えるツールがあれば積極的に使いましょう。
それらのツールを使えば時短にもなるし、単純作業による疲れもだいぶ緩和されますよ。