関心が強ければ最初から専門家である必要はない



「フリーランスとして働きたいけど、専門的な知識がないから不安」

このような不安な気持ちがあるため、第一歩が踏み出せない人はいるでしょう。

しかし関心が強ければ、最初から専門家である必要はありません。


最終的には専門家を目指すべきですが、最初は「関心があるからスタートしたい」ぐらいの気持ちで問題はありません。

関心が強い人は貪欲に勉強をするので、短期間でセミプロ予備軍にはなれるでしょう。

セミプロ予備軍ぐらいのレベルに達したら、問題なくフリーランス人生は歩めます。


勿論その道の第一人者になろうと思ったら、超プロのレベルに達する必要がありますが、フリーランサーとして細々と生きていく人は、セミプロ予備軍レベルで十分です。

どうしても専門家を目指したい人はフリーランスという世界に留まらず、一人起業を始めたらいいでしょう。


一点だけ注意点があります。

強い関心があっても、需要がない分野では稼げないということです。

この問題を解決するには需要を見極める目が必要ですが、フリーランサー向けのwebサービスを観察するのが一番です。

強い関心を抱く分野の案件があったら、案件内容もチェックしましょう。

「初心者OK」と書かれていたら、迷うことなく応募してください。


初心者向けの案件なんで単価は安いと思いますが、そのような案件をこなしつつ、爪を研ぎ続けたらいいのです。

初心者向けの案件をこなしている時でも、もっと良い作品にしようという向上心は必要です。

その向上心が自分を上級者に導いてくれるのです。


向上心があっても具体的なプランがなかったら、事は思うように進まないことがあります。

一番手っ取り早い方法は、ベテラン向けの高単価の案件(ライティングを例にしています)のテストを受けることです。

テストといっても報酬(少なめ)はあるので、受けない手はありません。


Twitterにはテスト案件に合格した例がよく報告されていますが、自分が思う実力とクライアントが思う自分の実力は異なることがあります。

テスト案件に合格したら、専属ライターの道も見えてきます。

専属ライターになったら表現力や検索能力がより重要になってきますが、少しずつ努力してほしいと思います。

専属ライターになったらコピペは通用しないことが多いので、自分の言葉で語れるように内面を磨くことも忘れてはいけません。


ライティングを例に解説をしましたが、他の分野でも向上心があれば何とかなることはあります。

さすがに通訳の仕事などは最初から専門知識がなければ難しいですが、デザインや翻訳であれば向上心次第で何とかなる可能性はあります。(一定の勉強時間と経験は必要ですが・・・)

他にも向上心次第で何とかなる分野はありますが、不明な場合はインターネットで調べてください。

今は専門の学校があるので、未経験であっても短期間で実力を付けることは可能です。


向上心を維持する方法ですが、ズバリ面白さを知ることです。

最初は面白さが分からないと思いますが、好奇心を持ち制作に打ち込めば、段々と面白さが分かってきますよ。

面白みを感じるようになれば、いつしか時計を気にせず打ち込んでいる自分になっているでしょう。


たとえ単純な作業であっても、面白さは隠れているものです。

単純なリライト作業にも面白さは隠れているので、取りあえずは試してほしいです。

仕事に喜びを感じるようになれば、必ずや上達します。

上手くいかず挫けることもあるかもしれませんが、そんな時は途中で休憩を挟み、再度トライしましょう。

継続は力なりですが、継続を維持するためには適度な休憩も必要ですよ。


投稿者 masayan

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