初心は日々固めていくもの



「初心忘るべからず」という言葉があります。

ジャパネット高田の高田明元社長は、「初心を維持すれば成功する」と言っています。

これは真実だと思いますが、初心を維持しようとすればするほど、プレッシャーが強くなり窮屈な思いをします。

プレッシャーを楽しめる人であればいいですが、自分のようにプレッシャーに弱い人間は、プレッシャーから逃げ出したくなります。


無理して初心を維持する弊害を書きましたが、かくいう私も初心を維持する努力をしています。

これはあくまでも私見なので参考程度に聞いてほしいですが、「初心は強く持ち続けるものではなく、日々固めていくものだ」と思います。


自分は朝の6時に起床することが多いですが、起床しても直ぐには布団から出ず、布団の中で朝の唱和をしています。

唱和が終わった後は将来の夢について思いを馳せます。

自分の将来の夢は作家として名を揚げ、会社員失格者に向けてメッセージを発信していくことです。

この思いは最初から持っていましたが、最初の頃の志は抽象的だったと思います。


抽象的な志だったので、どことなく志に脆さがありました。

しかし毎朝起床前に自問自答するうちに、初心の内容が具体的になっていきました。


ちなみに自問自答する内容は毎日異なります。

参考のために本日の自問自答の内容を紹介します。


「俺の将来の夢は何だ?」

「作家として名を揚げ、会社員失格者に向け有益なメッセージを発信していくことだ」

「しかし作家として名を揚げるのには時間がかかる。その間の生活費はどうするのか?」

「作家として収益が出せない間は、既存のサービスで細々と暮らしていく」

「その志は本物か?」

「はい。本物です」

「抱いている夢を実現することによって自分も救われるし、会社員失格者も多少なりとも絶望感から解消される。これは大きな喜びだ」


このような感じで自問自答をしていますが、意思の弱い自分が初心を維持できているのは、紛れもなく日々の自問自答効果です。

自問自答を行う時間帯は起床前が望ましいです。

起床前は頭が疲れていないので、自問自答をしても疲れません。

疲れているときは自問自答をしても上の空になることがありますが、起床前であれば内容は頭にしっかり残ります。


自問自答で初心が固まるのは何故でしょう?

その答えを考えました。

人は迷いがあるときに心がぐらつきますが、初心も同じです。

初心に迷いがあれば心がぐらつき、結果的に脆い初心になります。

自問自答には確実な効果があるので、是非試してほしいです。


人生の悩みが消える自問力―――「5つの質問」と「自問自答」ですべてが好転する

会社員失格者は脱会社員で生きていくしかありませんが、脱会社員で成功するにも初心は必要です。

「会社員が駄目ならば自営業があるさ!」

このような楽観的な気持ちも大切ですが、最終的に勝つには初心を抱き続けるしかありません。

自分の心も日々揺らぎがちですが、日々の自問自答で初心を固めています。



投稿者 masayan

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です