![](http://manjiro.masayan.cyou/wp-content/uploads/2024/03/KU-Assocb-2017810-640x100._V518059506_.jpg)
解説記事を執筆するときは注意点があります。
閲覧者のレベルがマチマチなので、執筆する側は誰をターゲットにするか考えた方がいいです。
ターゲットのことをペルソナと言いますが、ペルソナは勘で決めるものではなく、論理で決めるものです。
ペルソナがしっかりしていたら、実のある解説記事になります。
決してすべての人の為になる、解説記事を書こうとしてはいけません。
すべての人の為になる解説記事が書けたとしても、読者の心には響きません。
ペルソナを決めるステップを解説します。
まずはクライアントに読者ターゲットを聞きます。
ここで詳しく話してくれるクライアントであれば、クライアントの読者ターゲットをペルソナにしてもいいですが、詳しく話してくれないクライアントは多いです。
読者ターゲット(ペルソナ)が不明の場合は、自分でペルソナを想像しなければいけません。
この場合は案件の内容をよく確かめます。
プログラム系の記事であればパソコンに詳しい人が読むと想定されるので、「開発経験はあるけど、○○ツールについては表面的にしか知らない人」をペルソナにしたらいいでしょう。
無線マウスの解説記事であれば初めてマウスを買う人か、有線のマウスに不満を持っている人を、ペルソナにするのがいいかもしれません。
ペルソナが決まった後は執筆を開始すればいいですが、書き手はペルソナに寄り添うことが大切です。しかしレベルの違う人に寄り添うのは、案外難しいものです。
この場合はネットでペルソナに近い人を探せばいいと思いますが、探す時は検索ワードに工夫が必要です。
無線マウスであれば「無線マウス メリット」をキーワードにしたらいいですが、プログラム系の記事の場合は対象のツールだけを検索対象にするのではなく、検索窓に「悩み」「感想」という文字を加えたらいいかもしれません。
慣れないうちはペルソナを決めるのが大変ですが、ペルソナを理解するのはもっと大変です。
この問題は試行錯誤してコツを掴むしかありませんが、顧客理解の本を読むのも参考になるかもしれません。
お客様目線のつくりかた: 顧客視点は仕組みで生み出せる
解説記事のペルソナの決め方と顧客理解について解説をしましたが、ペルソナを決めたら方向性が決まるので、執筆速度が速くなりますよ。
ただペルソナには唯一の正解はないので、公開後も反響をチェックすることをお勧めします。
クライアントがどこの媒体に記事を掲載するのかは分かりませんが、Wordpressに直接書く場合は、公開URLは分かります。
公開URLに掲載されているタイトルを見つけGoogleで検索したら、およその反響は分かると思います。
観察眼が鋭い人はペルソナ設定も上手だと思いますが、観察眼は日常生活でも鍛えることができます。
スマートフォンの使い方に悩んでいる人がいれば、さりげなく観察しましょう。
どのようなリアクションを示すのかは分かりませんが、初心者の気持ちは理解できると思います。
ただくれぐれもさりげなく、観察してください。
ガン見したら危ない人か、変質者に間違われる可能性がありますぞ!(くれぐれもご注意を!)
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=35NTJP+5KNEG2+2PEO+1I7375)