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マニュアル制作にも、基本的なデザインは必要です。
デザインにもこだわるのは利用者にストレスなく利用して欲しいからですが、統一性のないデザインは利用者にストレスを与える可能性があります。
パワーポイントであれば一つのページにつき、一つのテーマ、統一性のあるデザインにした方がいいでしょう。
それからマニュアルの流れは、スムーズであることが大前提です。
現場用のマニュアルなのに、現場目線になっていないマニュアルは、NGです。
例
すべての操作は、トップ画面からアクセスできます。
項目を増やしたいときは、項目にカーソルを当て、新規追加をクリックします。
項目の追加はシステム運営者にも通知されるので、本来の目的に合ったものかどうかチェックしてください。
3行目からの文言は親切と言えば親切ですが、現場のスタッフに余計なストレスを与える可能性があります。
敢えて書くとしたら、
「※新規の項目はシステム運営者に通知されますが、問題があった場合はメールで通知がきます。そのため現在は思いついた項目を、追加してもらって問題はありません。修正は何回でもできます」
このような書き方だったら、現場の利用者はストレスを感じにくいでしょう。
社内用のマニュアルはこれでいいと思いますが、全くの部外者に渡すマニュアルは、より洗練されたマニュアルが必要です。
洗練させるためには、利用者の思考に寄り添うことが大切です。
- コントロールパネルを見せる
- 矢印を付け各機能の説明をする
- 機能を説明するときは、使い方を簡潔に説明する
- 例
- こちらの項目はシステムのディスクが上限を超えた時に使います。
- こちらの機能を使えば仮想スペースをつくることができます。(5GB)
- 実際のディスクスペースが空いたときは、自動的に移行するので、現場の作業員は何もする必要はありません。)
- 使う容量を指定する必要はありません。
- 仮想スペースボタンを押すだけで自動的に、5GBの仮想スペースが追加されます。
文字にすればこのような表現でいいと思いますが、利用者が理解しやすいように使い方に関しては、画像を盛り込み視覚的に理解できるようにしましょう。
絵心がなくてもソフトを使えば、それなりのイラストは制作できます。
ユーザーが迷わないように、矢印でしっかり方向性を示すことも大切です。
二つのケースがある場合は矢印を二つ使い、ケースごとに説明しましょう。
いろいろ難しいことを書いたかもしれませんが、大切なことは3点だけです。
- 利用者を理解し利用者に寄り添う
- イラストを使い視覚的に理解してもらう
- マニュアルに使う文言は簡潔に
この3点さえ守れば、良いマニュアルになると思いますよ。
要は一目で解るマニュアルが一番です。
多くの人が愛用できるマニュアルつくりに励みましょう。
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