相場よりも極端に安売りしない



概ね出品サービスには相場というものがあり、出品する人は相場を知らなくてはいけません。
相場よりも高すぎたら、よほどの実績がない限り、依頼候補から外される可能性があります。
このような事情は誰でも知っていると思いますが、問題は相場よりも極端に安く提供することです。

「相場よりも安くしたら売れる可能性が高くなるやん」と思うかもしれませんが、安売りには弊害があります。
第一の弊害は寝る間も惜しんで作業をしているのに、大きな収入にならないことです。

ライティングを例にします。
1000文字の記事を一日に10記事書くことにします。
一記事1000円で請け負ったら一日の報酬は1万円になりますが、半分の500円で請け負ったら5000円にしかなりません。

どちらの単価でも一日に10記事も書けば休んでいる暇はないと思いますが、寸暇を惜しんで仕事をするのであれば、最低でも1万円は欲しいものです。

さて如何に相場を知るかですが、ココナラであればカテゴリーを調べたらいいし、クラウドワークスならば、クライアントの求人情報をチェックすれば、だいたいの相場は解ります。
巷にはないサービスで比較が難しいときは、作業時間をベースに考えたらいいと思います。
作業時間が30時間であれば、3万円を基本価格にすればいいでしょう。

それから価格に関してはなるべく、クライアントから言わせた方がいいです。
安くしたい心があってもビジネスなので、ドライに対応した方がいいです。

報酬に関してはビジネスライクでいいですが、対応に関してはクライアントになるべく寄り添うようにしましょう。
寄り添うことで信頼感は増すし、寄り添うことで仕事の質が上がることもあります。

インターネットを活用した仕事は相手が見えませんが、見えないからこそ誠実な対応を心がけることが大切です。
誠実な対応の第一歩は丁寧な文章を書くことですが、丁寧過ぎたら違和感を感じることがあるので注意です。

私のクライアントの話ですが、末尾に「お願いいたす」と書いたことがあります。(たぶん間違ってだね)
「いたす」は「する」の謙譲語ですが、現代人が聞いたら違和感を感じますね。
不謹慎な自分は「お願いいたす」という言葉が頭から離れず、思わす外でニヤけ顔になってしまいました。

投稿者 masayan

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